東急ハンズですすめられたアメリカ製酸性洗剤「ルースターボウル」がある。
それなのに、なんでもとりあえず試してみたいので、「中性トイレクリーナー」も買ってきてしまった。
酸性洗剤のほうは、洗面所の蛇口周辺の水垢汚れなどにも使えるので、ほそぼそと出番があるかもしれないが、どちらも必要ないくらいに水だけで「きれい」を維持したいと思っている。
プロたちのあいだでも売れ行きナンバ-1に近い必須アイテム。
たまたまウチでも使っているグッズだったので、なんとなくうれしくなってしまった。
プロも使う道具というだけで、突然掃除が上手にできるような気になれる。
プロの目で選んだ道具は、やはり理にかなったものが多いし、なんたってコストパフォーマンスがいい。
ブラシはハードとソフトの両方が1本の柄に振り分けになってついており、タイルの目地やサッシのように凹凸のある面に、きわめて有効にはたらく。
こするのはハードのほう、カビ取り剤などを塗るのはソフトのほうという具合に使い分ける。
ソフトのほうはサッシのミゾのホコリをかき出すのにも便利。
水道の蛇口の付け根など、今まで使い古した歯ブラシでやっていたようなところに、威力を発揮する。
いろいろなサイズとタイプがあったが、Kさん推奨のナイロン先曲がり毛というタイプを買ってきた。
早速、台所の蛇口で試したところ、Kさんが「歯ブラシでは入らないところに、入るんですよ」という意味が実感できた。
キッチンの蛇口の付け根とタイル面との隙間が、髪の毛1本分巻いたようにうっすら黒ずんでいたのだが、毛先が「入って」きっちり仕事をしてくれるおかげで、スキッと取れたのである。
これはスチームクリーナーでもきれいにふき飛ばすことができたが、ユニットブラシで取れるなら、そのほうが道具の準備に時間がかからなくてすむ。
隅々、裏側、細かいところの汚れ落としのほか、タイルの目地こすりにも試してみたところ、なるほど便利。
歯ブラシほど面積が広くないこと、毛がシツカリしていて、力の入れ具合がほどよいこと、そして先がカーブしていることなどが相侯って、使い勝手がよく、まさに揮いところに手が届くという感じなのだ。
窓ガラスのクリーニングに、プロたちが使っているのでおなじみのグッズである。
私は、柄の短いタイプも伸縮できるタイプも買って実際に使ってみたが、いまいち仕上がりに納得できず、使い方が下手なのだろうと思っていた。
あると便利用品。
ところがKさんのお話をうかがって目からウロコが落ちる思いがした。
日本製のものは残念ながらゴムがダメなのだそうだ。
アメリカの「エトレ」か、ドイツの「ウンガ-」のものがいいという。
柄は、よほど高い場所を掃除するのでないかぎり必要ない。
扱いにくく、邪魔なだけだ。
あとは好みの問題だというので、二千七百円のエトレのほうを買ってきた。
なるほどガラスに吸いつく感触がまるで違う。
ウチでは犬の散歩の後、バスルームで足を洗わせるのだが、床に流した水をこれでなでたら、すっきり水がきれて感激。
せっかく風呂上がりに水気を拭き取って寝ても、翌朝の散歩で濡れてしまうのではもったいないと思っていた。
足洗いで濡れるのは床だけだから、それをスクイージーでかき取れば、床はまたほぼ乾燥状態を保ってくれる。
素人にはほとんどなじみのないものだが、新築物件の引き渡し前や、お店関係のハウスクリーニングには必需品だそうだ。
カッターのお化けのようなもので、刃の幅が約四センチのものを一枚、二枚、三枚と横に並べて専用ホルダーに挟んだもの。
刃の枚数によって、1枚刃、二枚刃、三枚刃と呼ばれる。
ガラス窓に鳩のフンがこびりついてしまったとか、壁塗りのペンキが飛んできた、モルタルやセメントのかすが付着したなどという場合、気持ちいいくらい簡単に取れるという。
ただし、相手がガラスやタイルなどのツルツルした面でなければ難しい。
エッジをきかせるとキズがつくが、ガラス面にピッタリくっつけて寝かせて動かす分にはキズつけることなく、きれいに汚れだけを削り取ることができる。
わが家では活躍の場が少ないが、それでもシールやテープを剥がしたり、油汚れのこびりつきなどを削り取る場合に重宝している。
まずは、トイレの便座の蓋に張ってあった赤いシールに試したところ、実に簡単に剥がれた。
入居以来の懸案であった赤いシールと、やっとおさらばできたのである。
そもそもどうしてこんなシールが張ってあったかというと、マンション売り出しのときにショールームにオプションで展示していたウォシュレットをそのまま取りつけてもらったからで、赤いシールはそのときのオプションのしるし。
すんなり剥がせるものと思っていたら、接着力が強力でへたに剥がすと跡が汚くなりそうであきらめていたもの。
もっとも以前は、便座の蓋は掃除のときに閉めるだけだから、たいして目に触れる機会もなかったのだが。
今は、本やらこまごました飾りものを置いてあるので、地震で落下した場合に備えて、蓋をするようになった。
剥がす力の確かさ、美しい仕上がりに脱帽。
これに味をしめて、何カ所か気になっていたシールにも試してみた。
最近のシールは比較的剥がしやすくなっていると思っていたのだが、警告シールはあえて剥がしにくい接着剤を使っているのだろうか。
収納キャビネットを買ったら、上に乗るな、座るなと注意事項を書いた「警告!」シールが表側に張ってある。
目立たないところならまだしも、黄色に黒でデカデカと、遠くからでも目に入る。
一度剥がしかけて失敗、途中で破けて、よけい汚らしくなっていた。
ここは相手が木材で、ちょっと心配だったため、「ノリタリンS」(3ページ)で接着剤をふやかしてから、三枚刃でこそげるという二段構えでトライ。
大成功だった。
大は小を兼ねると思って三枚刃にしたのだが、結露シートのような大判の剥がし物がないわが家では、一枚刃にしたほうが使い道があったかもしれないと思っている。
ガスレンジの五徳にへばりついた油汚れ、天板に飛んで固まってしまった油汚れなども、実によく落ちるのだ。
そういう使い方をするには、狭い1枚刃のほうが小回りがきいてよかったかもしれない。
天板のカープしているところや隅っこの汚れほど落ちにくくて往生しているのだが、そこに使えれば文句なしというくらい、平らな面ではよく落ちる。
サッシのミゾに付着した土などをほじくり返すのに便利。
要するに平べったいノミのようなものなのだが、幅が9、7、6、4ミリと狭いので、細かい部分の作業がラク。
サッシのミゾの1番狭いところはムリということなので、6ミリタイプを買ってきた。
プロたちは、マイナスドライバーのようなサッシ棒に雑巾を巻きつけて、隅々まできれいにしてくれた。
1度徹底的にきれいにすると、しばらく放っておいてもひどく汚れず、ミゾスキの出番がないのだが、買った道具はすぐに使ってみたくなる。
まるで重箱の隅を突っつくような感じだが、エッジやコーナーにかすかにへばりついた土汚れを、刃先で慎重にすくい取るようにする。
刃先がシャープにできているので、うっかりするとケガの恐れもあるし、素材のほうにもキズがつくが、サッシ棒より細かい作業ができる。
これで汚れをかき出して、掃除機で吸い込めばバッチリだ。
「高いから買わなくていいですよ」と言われたのだが、ハウスクリーニングの方が持っていて、つい買いたくなってしまった商品である。
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